こんにちは、そもそも論が大好きなかおるこです(*´艸`*)。
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そもそも脳波測定をして何がわかるの?
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そもそも知ることで自分に何のメリットがあるの?
脳波測定について教科書通りに勉強している頃は、理屈はわかるけれど、自分の言葉で表現できないもどかしさ、上記の質問に明確な答えを持たずにいました。
しかし、この数か月、友人をモニター参加していただいて(感謝!)ようやく自分の言葉で伝えられるようになったので、
改めまして、脳波測定で得られるメリット、目標とするところを解説してゆきたいと思います。
自分の現在地とゴールをみつける
みつけたいのは、あなたの居心地よくいられる意識状態(頭の使い方)です。
注目したいのは、この2つの脳波です。
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10Hzは社会的な成功、論理的、クリアな意識で人生を創造していく脳波
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7.8Hzは直感的、動物的、非科学的、ヒーリング、浮世離れした能力を出す脳波
これより上の脳波(β波、γ波)が優位である場合、緊張や過活動となって高いパフォーマンスは得られませんし、
反対に、これより下の脳波(θ波、δ波)が優位である場合は、眠気や注意力が散漫となり、高いパフォーマンスを発揮することができません。
日常、自分のコンディションを知るときに、どのような状態であるかを、感覚で知ることができるのが、脳波測定だと思っていただいて良いと思います☆彡
この脳波がどのようなシチュエーションで出しやすいかを、脳波測定で観察が可能です。
座る、立つ、目を閉じる、あける、瞑想する、話す、香りを出す、音楽を聴くなど、様々なシチュエーションで、どのような脳波が出るかを、ご自身の目で観察してゆきましょう。
脳波測定からみる「波動の高さ、低さ」とは?
スピリチュアルの世界では、波動を高くすることで幸せを感じることができるといわれていますが、
なぜ高くすれば良いのかが、とてもわかりやすい解説されていた生きやすさを手に入れるための 波動とエゴの法則を書いた本があったので、引用させていただきますね。
現象界としての高い波動
自然の多い土地の波動は、自然の影響を強く受け、人間が多い土地の波動は人間の影響を強く受けます。
高い波動は精妙で静かに揺れる振動の事を指し、水面のイメージで表現すると「凪(なぎ)=風がやんで、波がなくなり、海面が鎮まる状態」のような感じです。
動きがほとんどないと思われるほど、精妙で静かな波動です
海が凪ぎの時は、遠くまで広がる海の景色をゆっくり眺めることができます。
それと同じで、私たちの心持も波動が高くなればなるほど視野が広くなります。
さらに波と同じような穏やかな心持ちが自然と生まれるようになります。
これを脳波測定で知ることができるとすれば、低い脳波10Hzの出現を増やすようにすれば可能かと思っています。
現象界としての低い波動
低い波動は、粗く且つ荒々しい振動の事をさし、水面のイメージで表現すると「時化(しけ)=風雨のために海が荒れている状態」のような感じです。
全てを飲み込むほどの強い力を持つ波動です。
海が時化(しけ)の時は、近くのものすらよく見えなくなります。
それと同じで、私たちの心持も波動が低くなればなるほど視野が狭まります。
さらに、波と同じような荒々しい気持ちや、一寸先は闇であるかのような不安な気持ちが生まれるようになります。
これを脳波測定をしなくても、何かイライラしているとか、疲れが取れにくいなど身体的症状がでてきていると思いますが、脳波測定では高い脳波であるβ波、γ波が出現していると思います。
脳波測定からみると波動との共通点
高い波動は、波が緩やかという面からみても、α波、θ波がそれに相当するのではないかと思います。
低い波動は、波が荒いという面からみても、β波やγ波がそれに相当するのではないかと思います。
よって、穏やかで安心の世界と同調するためには、10Hzや7.8Hzが優勢になれるようにコントロールできるようになると良いですよね。
まずはこれを目標に設定することが一つです。
あなたの現在地はどこ?
エネルギーが強い、弱い、軽い、重いと言われましても、視えないものをどう評価するの?って話ですよね。
願望実現3.0という本で、ジェフリーマーティンさんという「悟り」を科学的に検証している博士を紹介されていて、自己分析によって
根源的なウェルビーイング状態(いわゆる精神の成長度みたいなもの)を10段階にカテゴリー化して、自分がどこの位置にいるかを知ることができる
という提案をしているのですが、これが正直、ちょっとわかりにくい
と思っていたら、ウェブ上で、感覚的にわかりやすい解説をみつけたので、ご紹介させてください!
目に見えない世界(7.8Hzの世界)に居る時間:現実世界に居る時間(10Hzの世界)
10:0 死んでる
9:1 たぶん精神病院入れられてる
8:2 かなり危うい人か仙人級
7:3 意識で創ったものがサクサク現実化する
6:4 かなり意識を自由に使えるがまだタイムラグがある
5:5 理想的。エネルギーをしっかり使いながら地に足をつけて生きる
4:6 意識のことはよくわかっているが、まだ心配や不安が少しある
3:7 引き寄せなどに真剣に取り組むが結果あんまり出ない
2:8 ほとんどがここ。セミナー参加するが家に帰ったら忘れてる
1:9 見えないものは信じないが初詣は行く
0:10 完全物質主義、現実主義。それなりに成功するがそれだけ
見えない世界の事を論理的に説明するために敢えて5:
5の位置にいるのがメッセンジャー。 それ以上に留まると「
不思議現象」は起こせるが人にそれを説明できない 2つの世界のバランス noteより引用しました
直感的に、あなたはどのステージにいると思いますか?
直感的に、どのステージを目指したいと思われますか?
バランスが理想的なステージは、一目瞭然!
目指すべきは5:5ですよね
脳波測定では、10Hzと7.8Hzが確認できることと、右脳左脳のコヒーレント状態でチェックすることができると思っています。
脳波で例えると、
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10Hzは肉体エネルギー(現実世界、社会での活躍、意識の集中)
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7.8Hzは精神エネルギー(目に見えない世界、瞑想、深い意識)
と紐付けすることができます。
脳波測定では、この2つのエネルギーの優位性を観察することができます。
ゾーンの定義
アスリートたちが「ゾーンにはいった!」という高パフォーマンスが得られる状態も、5:5のバランスで形成されると、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)名誉教授のバリー・スターマン博士によって1960年代に発見されています。
最もリラックスと集中のバランスがとれた「SMR波(Sensory Motor Rhythm:感覚運動リズム)」と定義されています。
脳波はとても微弱電気なので、活動中には筋肉から発動される運動による電気信号に負けて、正確な測定が難しいという理由から、活動中のゾーンの脳波は諸説あるのですが、血中ホルモンを観測することで、
一度、とても強い緊張状態(β波、γ波)から、一瞬で深いリラックス(θ波、低いα波)に落ちて、その後にゾーン状態が表れやすいと考えられています。
つまりは、緩急が大切、てことなのかな?
自分の「脳のタイプ」を知るだけでもメンタルを強くできる から引用しました
あなたのゴールはどこ?
脳波測定をして、何を知ることができるの?という最初の質問には「あなたの現在地を知ることができる」と答えることができます。
では、それを知ることで、自分にとってのメリットとは?
「目指すゴールを明確にすることができる」です
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自分の想い通りの人生を歩みたいのか?(10Hz優位で生きたいのか)
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不安、不満から解放され、悟りたいのか?(7.8Hz優位で生きたいのか)
7.8Hzは夢のような脳波であるように思いますが、実はこれ、10歳までの子供は、ほとんどが7.8Hzで生きています。
故に、幼い脳波ともいわれるので、社会性を欠く場合もあります。
ある年齢を超えると、10Hz以上の脳波となり、論理的な思考や現実的な脳をつかって社会を生きていこうとします。
ゆきすぎると、ヒートアップしてストレスを溜めることにもなります。
大切なのは、意識的に2つの脳波を使い分けることなのかもしれません。
脳波測定器では、ニューロフィードバック機能というものがありまして、自分が希望する脳波が出現した時に音楽が流れるようにセットしますと、
音楽=報酬
という反射を使って、希望する脳波を意識的に出せるようにトレーニングすることが可能です。
現在地を知り、ゴールに向かってトレーニングする、とてもシンプルに脳波測定で楽しんでいただけたらと思っています。