こんにちは、かおるこです。
「脳波測定を学んできたよ」と友人に伝えすると、
「かおるこさんに脳みそ作り変えてもらいたいわ~」とか
「考えていることが丸裸なん?恥ずかしいけど見て欲しいなー」
と、想定外のコメントが返ってくることがありまして、、、信頼をいただいているのは、大変嬉しいですが、脳みそを作り変えることは、脳波測定では、できません(笑)当たり前か(≧∇≦)
脳波測定器を使って何ができるのでしょうか、今日はそんなことをお伝えしてゆきたいと思います。
私が使用している脳波測定器アルファテック7にできることは、大まかに2つあります
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脳波を測る機能、現在地を知る
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ニューロフィードバックで脳トレーニングする
今日はこのページで、それぞれを詳しく解説してゆきたいと思います。
脳波測定で3つのことがわかります
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ご自身のリラックス感覚を、脳波のグラフから詳細に知ることができます。
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右脳の脳波と、左脳の脳波が、共鳴して活動しているかがわかります。
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奇跡をおこす脳波と言われる7.8Hzがどれだけだせるかが、わかります。
それぞれを詳しくみてゆきましょう
ご自身のリラックス感覚を、グラフでみることができる
アルファ波がリラックスを示す脳波である、というのは、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね、ご自身のリラックス感覚を、グラフで視覚化できます。
プロトタイプ京都が使用するアルファテック7では、アルファ波をさらに3つに分けて測定することが可能です。
ベータ波(β)12~26Hz 緊張や不安、イライラの時の大脳の活動状態を反映する脳波
●ファストアルファ(α) 11~12Hz 緊張した意識集中状態、あまりゆとりがないときの脳波
●ミッドアルファ(α) 9~11Hz リラックスした意識集中状態、頭が冴えている
●スローアルファ(α) 7~9Hz 休息する方向に集中、意識が低下し、ぼんやりしている
シータ波(θ) 4~7Hz 浅い睡眠の時に表れ、意識はかなり低下している
デルタ波(δ) 0.4~4Hz 深い睡眠状態で表れ、無意識状態
ご自身の能力が抜群に発揮される脳波は10Hzです。
10Hzを中心としたα波が強いと、知的活動も集中できますし、体を動かすパフォーマンスもいいし、器用に物を作れるし、芸術家が絵を描く、あるいは陶芸などもうまく創作できるというデータ結果が得られているようです。
ストレスを溜めやすい脳か、溜めにくい脳かを知る
右脳左脳と聞くと、どちらが優位かに注目が集まりがちですが、私はこのコヒーレント具合が、とても重要だと感じています。
「願望」が生まれたらそれをすぐに「実行」に移せるのが、願望実現の得意な人で、ノンストレスですし、人間として強いと思うのですが、それがこのコヒーレントの具合でわかります。
小さな子供の右脳と左脳は同時に動くことがわかっていて、楽しいことがあったときには「今に集中」ができますが、
大人は「より楽しいものは、ちょっと我慢して、将来へもっていこう」と、一見理性的に働いているようですが、感情と理性が一致していない状態なので、これが続くことでストレス状態が発生します。
脳波測定器アルファテック7のユニークな点は、この右脳と左脳とのコヒーレント具合をグラフで可視化されるところです。
脳波が共鳴(コヒーレント)していると
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夢・希望でワクワクしている状態
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興味・好奇心が高い
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喜び、満足に満ちている
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宇宙感覚に浸れる
反対に、共鳴していない状態(インコヒーレント)は
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お金が足りない
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時間が足りない
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具合が悪い
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眠れない
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誰からも愛されていない
最近、その人の生き方を聞かせていただいて、脳波を測る前に予想するのですが、自分に嘘のない人、真っすぐな人は、やはりコヒーレント率が高いので、脳波って嘘つかないな、と楽しませていただいてますw
奇跡をおこす脳波と言われる7.8Hzを意識して出せるか
脳波測定器アルファテック7を開発された志賀先生は、一流のスポーツ選手や記憶力世界一、超能力者と言われる方々の脳波を測定している時に発見された「人知を超えた能力を見せる人の脳波は7.8Hzで、これは地球を取り巻く番アレン帯のプラズマ振動であるシューマン共振と同じである」という仮説を立てられました。
インドの高僧は、測定中7.8Hzのコヒーレント状態であることを確認して、確信を得られたそうです。
この7.8Hzの出現をピンポイントで測定することができます。
余談ですが、ひと昔前に、サイババという方が有名でしたが(これ知っている人、いるかなぁ、、、)現代でも、何もないところから鉱物を出現させることができる能力者は存在しており、志賀先生は、その方の脳波も測定されています。その時も7.8Hzが確認されたそうです。
脳波測定について、もう少し噛み砕いて解説したページを作成しました。そもそも何がわかるの?を知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
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ニューロフィードバックとは?
ニューロフィードバックとは、
望ましい脳波が出現したときに、音や映像でクライアントにフィードバックすることにより、脳が最適な脳波状態を学習して、それに向けて、自ら神経回路を整えるように促す心理療法です。
例えば、アルファ波が出ている時にフィードバックを受けることで、
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自分がいつアルファ波を出しているかに気づけるようになること、
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簡単な合図によって自発的にアルファ波を生み出せるようになる
という仕組みです。
プロトタイプ京都で使用するアルファテック7では、
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能力が最大限に発揮できる10Hz、
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人知を超えた能力に繋がる7.8Hz、
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右脳と左脳が共鳴している状態
にセットできます。
希望する脳波になったときに、音楽が流れるようにセットしておくことで、リアルタイムで自身の脳のコンディションを知ることができます。
感覚がつかめるようになったら、脳はその状態を覚えて、勝手に再現しようとしてくれます。
このようにしてトレーニングしてゆく手法を、ニューロフィードバックと言います。
著名な自己啓発トレーナーや、経営者、スポーツ選手などから注目を集めており、現在も様々なメーカーからニューロフィードバック用の脳波測定器が発売されていますが、
7.8Hz、10Hzに注目してつくられているのは、私たちが使用しているアルファテック7のみのようです。
筋肉トレーニングをしているとき、どの筋肉が鍛えられているかを鏡でチェックするように、脳の可視化を楽しんでいただけたらと思っています。
ニューロフィードバックで記憶力が高まった
この記事を書いているタイミングに面白い研究発表が発表されたので、ご紹介させてください。
九州大学の研究グループは、研究の意図を知らない学生32人を、脳波を用いたニューロフィードバック訓練法を行うグループ(訓練群)と行わないグループ(非訓練群)の2つに分け、1週間の記憶力の変化を調べました。そして、訓練群の方が1週間後の記憶忘却率を低く保てていたという結果を得ました。これは、訓練群で1週間の記憶保持力が向上したことを示しています。
わずか3日間の脳波訓練により長期記憶能力が向上できることを示しました。
九州大学研究成果 2021.08.27
研究者からのひとことではこのように結んであります。
【本研究では、薬や電気刺激などを使わず、脳波計とコンピュータと自分の意思で、「脳が物事を記憶しやすい状態」に脳活動を自己調節することができる可能性を示しました。】
脳の自己調整機能を使うニューロフィードバックの未来がとても楽しみになる論文でした。