こんにちは、かおるこです。
コンサートやライブ会場で、感動し、涙を流されたことってありますか?
生の音楽って楽しいですよね
そこで楽しめるものといえば、音楽自体ももちろんなのですが、CD音源では味わえない
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場の空気感
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会場全体が一体となる瞬間
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演者さんの圧倒的なオーラ
このような圧倒的なエネルギーを体験していると、その帰り道にふと
「自分もこんな風に多くの人に感動を与えられる人になりたいな」
と欲求が生まれるのですが、
生まれながらにしての才能なんだろうな、自分がなれるわけないよな( ;∀;)、と諦めてました。
しかし、脳波測定を勉強していくうちに、
魂を揺さぶるような作品や表現をする人の、特徴的な脳の使い方がわかってきた!
これを知ることで、誰でも魂を揺さぶるような作品、表現ができるようになってくるんじゃないの?!
私は大興奮です(笑)
それを今日はシェアさせていただきたいと思います。
天才はつくることができる
私が使用している脳波測定器アルファテック7は、開発者でもある志賀一雅さんが40年以上かけて、本当に多くの能力者と呼ばれる方の脳波を測定し続けて、
「天才に共通する脳波」
というものを発見されました。
それは、結論から先に伝えると
7.85Hzが出せる人
なのです
それがなぜ、多くの人に感動を与え、自然と涙を流させることができるのか、脳の仕組みを知ると、その答えがみつかりそうです。
これらを理解するために、まずは、脳の仕組みを(私のつたない言葉ではありますが)お伝えししてみようと思います。
原始的な脳と、人間たる脳
脳には、大まかに三つの機能にわけることができます。それが
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大脳新皮質(人間脳)
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大脳辺縁系(哺乳類脳)
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脳幹(爬虫類脳)
この図がとてもわかりやすいと思います。薄いピンクが大脳辺縁系と脳幹、濃いピンクが大脳新皮質です。
人間としての理性、成長、意識的に生きていく大脳新皮質(人間脳)
大脳新皮質は、名前に「新」がついているだけあって、進化の過程からみても新しい脳で、他の生物の中でも人間が一番発達していることから、人間たらしめる脳とも言われています。
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ものを知覚したり、
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運動を制御したり、
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未来の予想、
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計算、推理など
まさに人間らしく生きる、知性を司るといっていい器官です。
本能的な役割を発揮する大脳辺縁系(哺乳類脳)
大脳辺縁系は、本能的にたくましく生きる動物的行動を司る役割を持っています。
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快不快、喜怒哀楽といった感情
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食欲、性欲、睡眠欲
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情緒、
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神秘的な感覚
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自律神経活動
ここが強い人は、動物的魅力(バイタリティ)が高いように思います。喜怒哀楽もハッキリしているだろうなぁ、、、
生命維持に必要な脳幹(爬虫類脳)
脳幹は、脳の中心にあり、生命維持に関わる全てをコントールしています。
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呼吸
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心臓の鼓動
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ホメオスタシス全般
ここは、自分の意志でコントールできるものではなく、反射的に動きます。意思はありません。
魂の座とも呼ばれていて、その人の根幹に関わるものとされています。
各部位と脳波の出現
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勉強や練習、仕事などで、集中できて満足な結果が得られるようなときには10Hzのミッドアルファが優勢です。
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不安や不満、ストレスが作用しているときは12Hzのファストアルファ波や14Hz以上のベータ波が優勢となり、自律神経の失調や生活習慣病に繋がりやすいようです。
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思考が支配している時には、10Hzのミッドアルファ波や12Hzのファストアルファ波、時には14Hz以上のベータ波で体の細胞が制御されています。
また、脳波と脳の部位は関連していると考えられています。
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ミッドアルファ波が出ている時、脳の外側にある大脳新皮質(人間脳)が活発に動きます→10Hzの集中
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また脳の中心である脳幹(爬虫類脳)が活発な場合、スローアルファ波がよく出ます→7.8Hzの瞑想
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脳の外側である大脳新皮質(人間脳)が強くなると、大脳辺縁系(哺乳類脳)や脳幹(爬虫類脳)の活動機能が抑えられる傾向があります。
無念無想で大脳新皮質(人間脳)の活動を抑えると、大脳辺縁系(哺乳類脳)や脳幹(爬虫類脳)の活動が活発になります(瞑想の成功)
それが脳波に反映されて、7.8Hzのスローアルファ波や、6Hzのシータ波、4Hzのデルタ波になると言われていますが、この状態で脳の機能の回復をはかってくれるので、
これは、生命体として健康に生きるために必須の機能でもあるようです。
魂を揺さぶるのは、脳幹を共鳴させる
これら3つの脳の働きを学んで、魂を揺さぶるような作品、サービス、エンターテイメントに関わる部位は、、、もうわかりましたよね。
感動する作品に出会ったとき、魂に響き、訳もわからないのに涙が出てきてしまうほどの感動は、本能を司る脳幹が活発に働いてます。
そして、脳幹が活発に働いているときには、7.8Hzのスローアルファ波が出現することがわかっています。
シューマン共振といわれる自然界の周波数も7.8Hzです。
壮大な自然の景色に涙をしたり、動物に触れると癒されるのは、この7.8Hzに共鳴しているからです。
説明のつかない感動は、脳幹が司っていることがわかります。
脳幹への影響は、どのようにすればよいのか
さて、実際にどのようにして感動を提供できるのか、
それは、ご自身が7.8Hzであることが大前提になります。
演技するとき、創作するとき、文字だってそうです、感動を与えるという欲は一旦置いて、超集中状態を作るのです。
脳波というのは、名前に「波」がついている通り、波紋のように広がります。
作家の想いは、波に乗って会場の多くの人を感動に包むことができます、モノにも伝播しますし、時空さえ超えることができるのですが、量子論的お話は、また別の機会にしますね。
そして、私が使用している脳波測定器では、ニューロフィードバック機能が搭載されているので、
計測をしながら、音楽で誘導させることによって、7.8Hzが出せるようにトレーニングすることができるのです。
そんなことを期待しながら、私自身も上手に7.8Hzが出せるように、現在も修行中です(*´艸`*)
出口王仁三郎の耀碗
余談ですが、魂が込められた作品として、私が思いつくのが、出口王仁三郎という昭和初期に活動した宗教家が、晩年、祝詞をあげながら不眠不休でつくりあげた「耀盌(ようわん)」です。
彼の死後、思想を越えた海外(特に欧米)の芸術家の心を掴んでおり、今でも高額で売買されています。
芸術作品の、最近の傾向としては、Instagramなどで作家さんの日常がピックアップされて、作家に憧れて、とか、インフルエンサーが紹介していたから、など、情報が先にきてブームになっているという印象が強いのですが、
死してなお、作品だけでこれだけ人の心を掴むのは、恐るべし想念の力。
この方の制作中の脳波を、ぜひ見てみたかったな、きっと、7.8Hzの持ち主だったに違いないと思うのでした。